痩身エステサロンで注目を集めているキャビテーションをご存じでしょうか?
キャビテーション(cavitation)とは、物理現象のことです。
その原理は、液体の流れの中で生じる圧力差によって、短時間の間に泡の発生と消滅が起きるというものです。
日本語では空洞化または空洞現象といいます。
ダイエット、特に部分痩せやセルライトを減らすのに効果的なキャビテーションについて説明します。
目次
今月のPickUp痩身エステサロン
キャビテーション痩身の仕組みと効果について
キャビテーションの効果は?
「キャビテーションはダイエットに効果がない」、「キャビテーションでは痩せない」という口コミを見かけることがありますが、実際はどうなのでしょうか?
これは、キャビテーションの効果を、体重が落とせるとか、全体的に細くなれると勘違いしたことに起因する間違った口コミのようです。
キャビテーションでこういった効果があるというのは誤解で、キャビテーションは身体を痩せやすい体質にし、部分痩せやセルライトのダイエットに効果があるのです。
たとえば、太ももからお尻を細くしたいとダイエットに励んでみたのに、太ももやお尻のサイズは変わらずに、バストのサイズが落ちてしまったという経験をしたことはないでしょうか。
このように、ダイエットでは、落ちやすい部位と落ちにくい部位があるのですが、キャビテーションではピンポイントで痩せたい部位にアタックできるので、部分痩せを望む人には大変効果的なダイエットなのです。
セルライトとは?
セルライトは、Cellule(細胞)+ ite(鉱物)の造語で、皮下脂肪の一種です。体内に溜まった体脂肪と老廃物、コラーゲンが固まったもので、お腹、お尻、ウェスト、二の腕、太もも、ふくらはぎなどにつきやすく、表面に近いところにできるため皮膚上が凸凹になるので非常に気になります。
セルライトは肥満とは関係なく、痩せていてもついてしまいます。このセルライトはとても固くなっているので、エクササイズや食餌制限などのダイエットをしても簡単には消えません。まずは、固いセルライトを柔らかくしておかないと、ダイエット効果が出ません。
キャビテーションの痩身の仕組みとは?
キャビテーション機器から出る超音波を皮膚に当てると、表皮と真皮、さらにその下にある脂肪層にまで届きます。この超音波は1秒間で30,000回を超える非常に細かな振動です。この振動が脂肪の間にある体液に働きかけて、キャビテーション効果で空気の泡を発生させ、その泡がはじける衝撃によって脂肪細胞の膜を壊して脂肪を乳化させます。
乳化した脂肪は老廃物と共にリンパ管を通して自然に体外に排出されます。こうした作用によって、脂肪を減らすことができダイエット効果が生まれるのです。
キャビテーションは、凝り固まって厚くなってしまった脂肪にも効果がありますので、セルライトを柔らかくする効果も期待できます。
キャビテーションで乳化した脂肪を効率よく体外への排出させるために、キャビテーションの施術後にリンパマッサージなどを受けると効果的です。
また、キャビテーションの施術を受けた後は代謝が上がり血流もよくなっているので、運動などをするのも大変効果があります。
キャビテーションはどの部位に効果があるの?
とても気になる事ではないでしょうか?
結論から言うと、お腹、お尻、ウェスト、二の腕、太もも、ふくらはぎなどセルライトがつきやすい部位や、なかなか自分では気づかない背中の脂肪を落とすのに効果的です。
本来、女性は皮下脂肪がつきやすく、男性は内臓脂肪がつきやすいといわれていますが、女性も加齢と共に内臓脂肪がついてメタボが気になりだします。この内臓脂肪についても、キャビテーションは効果があるといわれています。
どのぐらいの回数と期間で効果があるの?
キャビテーションはどのくらいの頻度で、何回位通うと効果が出るのでしょうか。
キャビテーションの施術の効果は1回でも実感できますが、自分の満足のいく結果を出すまでには、代謝や年齢、施術部位などで個人差があります。
1回の施術時間は20分ほどで、施術部位は1回2部位程度となっています。また、肝臓が1日に処理できる脂肪の量には限度があるため、肝臓への負担を考慮ないとせっかく乳化した脂肪がまた固まって脂肪として残ってしまうので、やりすぎにはデメリットこそあれ、メリットはありません。
キャビテーションから3~4日は脂肪が燃焼しやすい状態が続きますので、続けて通う必要はありません。施術後は代謝がよくなっているので、入浴や運動、マッサージなどを積極的に行いましょう。もし、仕事や学業が忙しくて通う間隔が開いてしまっても、心配はいりません。リバウンドの心配がないというのも、キャビテーションの特長です。
一般の痩身エステサロンでは、通う間隔を1~2週間に1回、5回または6回を1クールにして通うようなコースをすすめています。1クールの期間は3ヶ月程度となります。もし、1クールが終わり、もっと続けたい、効果を維持したいという場合には2クール目をおすすめします。
痩身エステに通ったことのある人へのアンケート
20代女性
何回通いましたか?総額でおいくらでしたか?
30回通って総額で50万円ほど
どちらのサロンに通いましたか?
エルセーヌというサロンに通いました。
どこの部位を施術しましたか?
お腹と下半身
効果はありましたか?
ありました
どのような効果がありましたか?
3ヶ月で10キロ10cm痩せました。太ももとお腹のセルライトが消えました。
何故施術を行う事にしたのですか?
社会人になり食生活が乱れて、激太りしたため。
細かい施術内容を教えてください。
筋肉運動(ボーン)を20分してからボーンサウナに20分入って最後にリンパ流しのマッサージをします。身体のマッサージとどうじに小顔のマッサージもします。マッサージはゴリゴリとリンパを流すので、とても痛いですが、愛情のあるマッサージなので、終わった瞬間とてもスッキリして気持ちがいいです。また、日によっては骨盤のマッサージや、骨盤矯正の機械に座ったり、吊り下げの機械に乗ったり、時によって機械が変わるのでマンネリせずに結果を感じながら施術が受けられます。エルセーヌの場合は、同時に痩身する映像を見ながら施術するのが特徴です。
1回の施術時間はどのぐらい掛かりますか?
120分
満足度10点満点中何点ですか?
10点満点中9点
その点数の理由
まずは、短期間で効果が出たのと、目標体重まで痩せることができたので大満足です。目標を達成するとコースがもらえるので、モチベーションにも繋がり、周りにも痩せたねと声をかけてもらえるので、励みにもなります。表彰するようなシステムもあり、痩せることに対して前向きになれます。ただ、やはりストイックな社員さんからの食事指導やドリンクやサプリの使用を強く促されるためお金がかかります。お金があれば、どれだけでも綺麗になれますが、お金がないと無理をしてしまう傾向があります。また、一度痩せてもリバウンドする可能性もあり、なかなか体型を維持できずにやめずらいのでその点は、エステにたよらずに自己管理するのが大切だと思いました。
エステに行った日:2018年8月頃
キャビテーションを受けるにあたって注意することは?副作用や痛みはないの?
食事制限やエクササイズを頑張ってもなかなか落ちないお腹周りやお尻の脂肪。脂肪吸引して取ってしまいたいと思っても、手術となると勇気が必要です。
そんな気になる部分を「切らない脂肪吸引」できれいに落とせるキャビテーション、やってみたいと思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、キャビテーション痩身には、施術を受けるにあたって注意しなければならない事項があります。また、起きる可能性のある副作用についても、知っておかなければなりません。
ここでは、キャビテーションを受けるにあたっての注意点や気になる副作用について説明します。
キャビテーションの施術が受けられない人は?
- 心疾患がある人やペースメーカーを使っている人
- 妊娠している人
- 肝機能異常の人
- 臓器移植をした人
- 骨粗鬆症など骨に異常がある人
- 血管に異常のある人
- インプラントなど身体に金属を埋め込んでいる人
- 生理中や産後の人、帝王切開直後の人、授乳中の人
- 過食症など摂食障害のある人
これらに該当する人が施術を受けられない理由は、超音波による振動の影響や分解された脂肪が流れて一時的に血液中の中性脂肪値が高くなるといったことの他、その後に受けるマッサージが体に影響を与える可能性があるためです。
施術を受けられない人については、各サロンで詳しく定めていますので、カウンセリングを受ける際に確認しておきましょう。
キャビテーションをするにあたっての注意点は?
施術前後2時間は食事を食べない、または少な目に
超音波の振動で胃腸に一時的な不調が起きることと、施術を受けた直後は代謝がよくなって栄養を吸収しやすいため、施術前後2時間程度は食事を制限されます。
施術前後日のアルコールを控える
キャビテーションで分解された脂肪はリンパを通って肝臓へと届き、そこでさらに分解処理され尿となって身体から排出されます。分解された脂肪が多いほど、肝臓に負担がかかりますので、施術前後はアルコールを控えて肝臓に過剰な負担をかけないようにしましょう。また、食事も脂肪分の少ない、消化吸収のよいメニューにしましょう。
キャビテーションの施術を受ける際の注意点は、エステサロン毎に規定を設けていますので、申し込みの際に必ず確認するようにしましょう。
キャビテーションを受けられない部位は?
キャビテーションで効果がある部位については説明しましたが、反対に施術できない部位はあるのでしょうか。
キャビテーションは脂肪の多い部分に効果があるといわれています。逆に脂肪がつきにくい部分は施術ができないことになっており、多くのサロンでは首、顔、頭、わきの下、膝の裏、股間や陰部は禁止部位となっています。
キャビテーションは痛くないの?
「キャビテーションは痛い」という口コミを見て、心配という話を時々聞きますが、キャビテーションの施術自体には痛みもなければ熱も感じません。超音波の振動が骨伝導で伝わって、耳鳴りのような音が聞こえる場合がありますが、これは一時的なものです。
しかし、中には施術後のリンパマッサージが痛いと感じる人もいるようで、これが、キャビテーション自体が痛みを伴うという誤解になってしまっているようです。リンパマッサージは、分解された脂肪をスムーズに体外に排出するためエステティシャンの手によって行われるマッサージですので、痛みを感じたら我慢せずに力をもう少し弱めてもらうように伝えましょう。
キャビテーション痩身で副作用はないの?
脂肪が減ったことで皮膚がたるむ
キャビテーションで急激に脂肪が減ったために、皮膚がたるんでしまう場合もあります。これを防ぐため、痩身エステサロンではキャビテーションの後にラジオ波や体を引き締める効果のあるEMS(Electronics Muscle Stimulation)を使った施術を行うコースが用意されています。このラジオ波とEMSについては、後ほど説明します。
血液の中の中性脂肪が一時的に増える
キャビテーションで分解された脂肪が血液に流れ出て、一時的に中性脂肪の数値が高まります。キャビテーションを受けた直後に、健康診断などで血液検査をすると異常と診断されてしまう可能性があります。普段、正常値である人なら一時的なものであることがほとんどで、キャビテーションの効果が出ていると考えていいでしょう。ただし、何か他にも異常がある場合は、すぐに施術をやめて医師の診断を受けましょう。
本来、中性脂肪が高いということは、血液がドロドロで流れにくくなっていますから、動脈硬化などの生活習慣病の危険があるということです。
中性脂肪値が高いなど血管に異常のある人は、キャビテーションの施術は受けないようにしましょう。
キャビテーションには高い効果がありますが、施術を受けられない人や受ける際の注意点など、気をつけなければならない点もたくさんあります。
医師のいる美容クリニックで施術を受けられれば安心かもしれませんが、クリニックの施術料金は高額になります。そこで、実績のある痩身エステサロンのキャビテーションコースの施術を受ける人が多いのです。
家庭用(自宅で使える)周波数330khzの機械と業務用(エステ)周波数40khzの効果と違い
ネット通販などでは、家庭用のキャビテーション機器が販売されています。
自宅用のキャビテーション機器があれば、痩身エステサロンに通わなくても自宅で好きな時間にキャビテーションが行え、いいなと思いますね。
自宅で行えるキャビテーションと、痩身エステサロンで行うキャビテーションエステとはどのような違いがあるのでしょうか。
家庭用キャビテーションと業務用キャビテーションで違うのは?
まず、キャビテーション機器を比べてみましょう。家庭用のキャビテーション機器は周波数が330khz前後、業務用キャビテーション機器は40khz前後となっています。khz(キロヘルツ)は、1秒間に1000回繰り返される周波数、振動数を表す単位で、20khz以上を高周波といいます。
330khzと40khzでは330khzの方が、数値が大きく効果が高いような気がしますが実は違います。
キャビテーション機器は周波数の数値が大きいほど皮膚の表面にしか作用せず、小さいほど皮膚の深部まで作用します。家庭用より業務用の方が皮膚の奥の脂肪まで届きやすく、効果が高いのです。
もちろん、家庭用キャビテーション機器では全く効果がないというわけではありませんが、根気よく続ける必要があります。
キャビテーション+αの効果の違い
次に自宅と痩身エステサロンでは、キャビテーション後のケアが違います。キャビテーションの施術後は分解された脂肪をリンパに流すためのリンパマッサージを受けると効果が上がります。また、代謝が上がり脂肪が燃焼しやすい状態になっていますので、その間にラジオ波やEMSの機器を使うとダイエット効果がアップします。
自宅でキャビテーションを行う場合は、ラジオ波やEMS機能がついたキャビテーション機器を選び、リンパマッサージを自分できちんと行うことが大切です。業務用と比べ家庭用のキャビテーション機器は1回の効果が少ない分、根気よく続けることが大切です。忙しくてさぼってしまったり、アフターケアの手を抜いたりするのでは、効果は期待できません。
痩身エステサロンではこれらのアフターケアをキャビテーションのコースに組み入れることができますので、自宅でのセルフケアより施術後のケアがしっかり行えてより効果が実感できるのです。
なお、家庭でキャビテーションをする際には、キャビテーション専用のジェルを使用しましょう。専用ジェルは水分が多く蒸発しにくくなっており、超音波を脂肪細胞まで伝えることができます。このジェルには、肌への摩擦を防ぎ、お肌を守る役目もあります。
ラジオ波やEMSについては、次で説明します。
キャビテーションにラジオ波とEMSを加えて美ボディメイク!
ラジオ波
ラジオ波は電磁波の一種です。ラジオ波の痩身機器を使うことで、体内の分子が振動して体内で熱が発生し体温が上昇します。代謝が改善され血行やリンパの流れがよくなることで、脂肪燃焼が促進されます。
EMS(Electronics Muscle Stimulation)
EMSは、電気の周波数を使って直接筋肉を収縮させ、擬似的に筋肉運動をしている状態にして筋トレ効果をあげる機器です。
キャビテーションと共に、これらの機器を一緒に使えば、脂肪の分解が一層促進され、老廃物として体外へ排出されやすくなります。使用する順番はラジオ波が先でもEMSが先でも効果に変わりはありません。
このキャビテーションが水力発電などのプロペラやポンプで発生すると、効率が落ちてしまうため問題になります。
しかし一方で、キャビテーションを応用した技術があります。超音波洗浄などがそれで、たとえば歯科医院で使われている超音波骨切器は、注水される生理食塩水がキャビテーション効果で気泡となって弾け、出血で視野が妨げられるのを防ぎます。
そして、痩身エステでもキャビテーションは、「切らない脂肪吸引」と呼ばれる新しい痩身方法として大変注目を集めています。
痩身エステにおけるキャビテーションの痩身の仕組みは、脂肪が気になる部位に特殊な超音波を照射することで、身体の表皮、真皮のさらに奥にある脂肪細胞に刺激を与え、脂肪細胞を破壊するというものです。
キャビテーションの痩身エステの仕組みと効果について説明しました。
気になる部位やなかなか落ちないセルライトにピンポイントで働きかけられるキャビテーションで、美ボディメイクを目指しましょう。
キャビテーション比較表
サロン名 | 初回価格 | 返金保証 | 施術時間 | 店舗数 | 満足度 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|
Vitule | 初回体験 3,000円 | あり | 60分or90分 | 26店舗 | 1位 | |
エステタイム | 初月 1,000円 | あり | 40分 | 8店舗 | 2位 | |
たかの友梨 | 初回お試し価格 3,000円 | あり | 50分 | 89店舗 | 3位 | |
エルセーヌ | WEB限定申し込み 500円 | あり | 70分 | 53店舗 | 4位 | |
スリムビューティハウス | 初回限定500円 (骨盤ダイエット) 初回3,000円 (骨盤+キャビテーション) | あり | 80分 | 66店舗 | 5位 | |
キレイサローネ | なし | あり | 60分or90分 | 5店舗 | ||
ソシエ | 初回体験特別価格 5,400円 | なし | 60分 | 61店舗 | ||
ドクターシーラボ | 初回お試しプラン 5,400円 | なし | 60分 | 29店舗 | ||
ラ・パルレ | 初回限定 2,000円 | あり | 70分 | 25店舗 | ||
AILE(エール) | お試し1回コース 2,000円 たっぷり3回コース 5,400円 | あり | 60分 | 19店舗 | ||
リフィート | 初回限定 3,240円 | なし | 60分 | 12店舗 |
※最も安いコースの価格です。